HERBTEA for MYSELF

美しい日本の四季×体に優しいハーブティーのお話

秋の青空に負けないマロウブルーで癒しのティータイム♪

【七十二侯/寒露・初侯】
鴻雁来(こうがんきたる)  10/8~10/12頃

皆さまこんばんは。明日からは七十二侯「鴻雁来(こうがんきたる)」、雁が北から渡ってくる頃となりました。清明の次侯「鴻雁北 (こうがんかえる)」と対になっている侯で、ツバメなどの夏鳥が南へ帰るのと入れ違いに春に北へ帰って行った冬鳥が再び日本へやってきます。

 

 

その年に初めて訪れる雁を「初雁(はつかり)」、ちょうど雁が渡ってくる頃に吹く北風は「雁渡し」と呼ばれ、秋の季語になっています。この風が吹き出すと夏も去り、海も空も青色が冴えてくるので「青北風 (あおきた)」とも呼ばれます。たしかに最近見る晴れた日の空の色は夏の突き抜けた感じより、少し深みが増したような気がします。そんなわけで本日はこちらのハーブティーをご紹介します。

 

 

ブルーマロウ

 

アオイ科ゼニアオイ属の多年草・ブルーマロウです。和名をウスベニアオイと言い、初夏から夏にかけて赤紫色の花を咲かせます。大変丈夫で寒さに強い植物で、草丈は60cmから大きいものでは2mに達することもあるのだそうです。

 

 

ブルーマロウの最大の特徴は、きれいなブルーのお茶の色です。そのハーブティーにレモンを入れるとピンク色に変化することから「夜明けのハーブティー」「サプライズティー」とも呼ばれるロマンチックなハーブティーです。もちろん見た目の美しさだけではなく効能もいろいろあります。ではさっそく見ていきましょう。

 

乾燥する季節に嬉しい粘膜保護効果

ブルーマロウに含まれるペクチンの働きにより、粘液質によるのどの痛みや気管支炎の緩和効果・便秘や下痢の改善、解消効果・腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を抑える整腸効果など、喉や消化器官の粘膜を保護してくれる効果に期待ができます。

 

美容効果もあり!

ブルーマロウに含まれるタンニンには抗酸化作用があるため、肌の引き締めや美肌などの美容系効果や消臭・口臭の抑制などエチケット系効果にも期待ができます。見た目も美しいお茶なので何となく飲むとお肌にいいことがありそうな気がしちゃいますよね。

 

目の健康にも一役買ってくれる

青い色素であるポリフェノールの一種・アントシアニンがの働きで眼精疲労回復効果・視力改善効果にも期待ができると言われています。

ただし、アントシアニン含有量に関してはブルーマロウと同じく青色が美しいハーブティーとして有名なバタフライピーの方が多いため、疲れ目の回復効果に関してはバタフライピーティーの方がおすすめです。

 

 

ブルーマロウに含まれるペクチンの粘液質は薬の吸収を遅らせてしまうため、ブルーマロウティーは薬を飲んだ1時間から数時間後に飲用するようにしましょう。

美しい青に癒されて、ゆっくりと良い夢が見られますように。

次回は2022/10/12(水)22:00頃に更新予定です。