お疲れ目様の方必見・アイブライトで目指すは輝く瞳!
【七十二侯/雨水・次侯】
霞始靆(かすみはじめてたなびく) 2/24~2/28頃
皆さまこんばんは。明日からは七十二侯「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」、野山にはぼんやりとした春霞がたなびき幻想的な風景が見られる頃です。「靆=たなびく」は、霞や雲が層を成し、薄く長く漂っている様子を表しています。冬に比べ大気中に水滴や塵が増えてきたために起こる現象ですが、みなさんご存じの「霧」との違いは何でしょうか?
答えは何と『どちらも同じもの』。春に発生するものを霞、秋に発生するものを霧と呼び、それぞれ季語とされているのだそうです。風情があるけどややこしいですね。
霞も霧も美しい風景ですが視界が悪くなるので注意が必要です。皆さまは眼精疲労で視界に霞がかかったようになったりはしていませんか?私は絶賛眼精疲労の真っ只中です。
そんな時におすすめなのがこちらのハーブです!
アイブライト
北半球の産地が原産の1年草・アイブライトです。古来から目に効果があるハーブとして知られ、ヨーロッパでは「メガネの壊し屋(!)」という別名があるのだとか。笑
和名の「セイヨウコゴメグサ」「ヤクヨウコゴメグサ」の”コゴメ”とは”米粒ほどの小さな花を付ける”ことからきているそうです。
アイブライトは半寄生植物という特徴があります。これは牧草地などに生える植物の根(アイブライトの場合イネ科やカヤツリクサ科)に寄生し、栄養分を吸収することで成長するという性質です。光合成は自分でするけど他の植物に寄生して栄養を得るとは可憐な見た目の割にちゃっかりしてますね。
さて気になる効能は名前の通りなのですが、笑 しっかり確認しておきましょう。
名は体を表す、目の万能薬!
アイブライトの名の通り、目の様々なトラブルに効果的とされています。アイブライトに含まれるアルカロイド・アウクビンやビタミン様物質のケルセチンの働きにより、抗炎症効果が期待できます。またケルセチンには毛細血管を強化し血流を促進する効果もあることから目の充血にも効果があると言われています。
今の時期に嬉しい抗アレルギー効果
アイブライトにはポリフェノールの一種・アピゲニンが含まれているため、自律神経を整えリラックス効果があると言われています。またアピゲニンにはアレルギーの抑制効果があるとされているため、この時期の花粉症による目のかゆみの抑制にも効果が期待できます!
更に抗酸化作用で目の健康をキープ
アイブライトにはポリフェノールの一種・タンニンも含まれているため、抗酸化作用によりこちらも目の健康を保つ作用が期待できます。
またお茶として飲用するだけでなく浸出液で目を洗ったり、浸した布を湿布として瞼の上から当てるのも効果があるのだそうです。まさに目の救世主!
アイブライトティーは干し草のようなさっぱりとした味なのでブレンドにも向いています。ネトルやエルダーフラワー・カモミールなどとブレンドすれば花粉症対策もばっちりですよ!
と思っていたらエンハーブさんに良いブレンドティーがありました!これで花粉と闘う準備はバッチリです。
明日のキラキラな瞳のために、ゆっくりと良い夢が見られますように。
次回は2022/2/28(月)22:00頃に更新予定です。