HERBTEA for MYSELF

美しい日本の四季×体に優しいハーブティーのお話

健康もきれいもサポート!ジンジャーで冬のやる気スイッチオン

【七十二侯/大雪・次侯】
熊蟄穴
(くまあなにこもる) 12/1212/15

皆さまこんばんは。明日からは七十二侯「熊蟄穴(くまあなにこもる) 」です。熊をはじめとする動物は穴に入って冬ごもりを始める頃です。秋の栄養価が高い木の実を食べてしっかり皮下脂肪を蓄えた熊は飲まず食わずでじっと春を待ちます。ちなみに非常に浅い眠りで、わずかな刺激や物音で目覚めてしまうのだそう。冬ごもり、それは熊の省エネモードってところでしょうか。

残念ながら人間は寒くても省エネモードにはならないし、しっかり活動していかなければなりません。今日はこの時期にもやる気スイッチが入るようなおすすめのハーブティーをご紹介いたします。

 

ジンジャー(生姜)

 

「冷え性改善」の代名詞とも言えるジンジャー(生姜)。でもたぶんジンジャーのドリンクと言えばジンジャーエール、もしくはジンジャーハイボールなのではないでしょうか(注:個人の感想です)。また生姜焼きなど料理にもよく使われますが、主役というより調味料的な立ち位置ですよね……こんなにいろいろな効能があるのに!

 

つま先までポカポカ!冷え性の改善に

生姜に含まれるジンゲロンやショウガオールが身体を温め血行を促進してくれるため、古来より冷え性改善の特効薬として愛されてきました。血管を広げて滞った血流を促進してくれるため、頭痛や肩こりの緩和・冷えからくる頻尿の改善も期待できます。

 

消化器官の不調を改善する

血流が良くなることで消化器官周辺の働きも良くなることに繋がり、胃腸の働きが活性化します。食欲の促進・消化の促進など、忘年会シーズンにはありがたい効果ですね。(でも食べ過ぎには注意しましょう)

 

美容効果にも期待!

さらに血行促進が余計な体内の水分や老廃物の排出を促進し、むくみや便秘の改善にも繋がるのだとか!また新陳代謝が高まりお肌のターンオーバーにも働きかけてくれるので、美肌効果も期待できるんです。ジンジャー効果絶大すぎませんか……

ジンジャーティーはピリッとした辛みが特徴なので、苦手な方ははちみつやミルクを足すと飲みやすくなりますよ!

いろいろおすすめのジンジャーティーですが、妊娠中の方が飲むと胎熱が発生し赤ちゃんの心臓に良くない影響を与える可能性があるため、飲用は控えた方がよさそうです。

そういえば寒い地域ではジンジャーをはじめとしたスパイスを入れたクッキーをクリスマス前に作って食べるのだそうです。これだけの効果があるなら理にかなっている気がしますね!今月の忘年会ではジンジャーハイボールを飲むように心がけようかななどと思ったのですが、それはちょっと違う気がする。

 

やる気チャージされたところで明日の備えてゆっくりと良い夢が見られますように。

次回は2021/12/15()22:00に更新予定です。