HERBTEA for MYSELF

美しい日本の四季×体に優しいハーブティーのお話

高貴だけど身近な秋代表の花・キクで目の健康をキープ!

【七十二侯/寒露・次侯】
菊花開(きくのはなひらく)  10/13~10/17頃

皆さまこんばんは。明日からは七十二侯「菊花開(きくのはなひらく)」、菊の花が咲き始める頃となりました。四季がある日本で菊を見ると秋を連想できるくらい、秋を代表する花のイメージですよね。この時期は旧暦の9月9日・「重陽(ちょうよう)の節句」別名:菊の節句と呼ばれ、菊の花が盛りとなります。重陽の節句には菊の花を浮かべた菊花酒を飲み、長寿と無病息災を願う風習がありました。また重陽の日に摘んだ菊の花を乾かして袋に詰めた「菊枕」で眠ると、菊の香り漂う寝心地に夢に愛しい人が現れる・邪気を払うという言い伝えがあり、女性から男性に贈られたのだそうです。

 

 


菊と言えば紋章にも使われるほど日本でもメジャーな花ですが、古くは鎌倉時代に後鳥羽上皇が身の回りに菊の紋を施したことから、天皇及び皇室の紋となったと言われています。
奈良時代に中国から伝わり、今では様々な色や大きさなどの品種改良が重ねられ、現在では品評会や菊まつりなどが行われるようになりましたが、実は当初は薬草として使われていたのだそうです。そんなわけで本日はこちらのハーブティーをご紹介します。

 

 

キク

 

キク科キク属の短日性植物・キクです。ちょうど今の時期が最盛期ですが、近年ではキクの「日照時間が短くなると花芽を形成し、やがて蕾となり開花するという性質」を利用した電照菊などの品種改良も行われたりして、周年出荷されています。
キクはハーブティーとして花を煎じて飲むので見た目のきれいさも堪能できますが、現代人にありがたい効能がいろいろあります。ではさっそく見ていきましょう。

 

現代人に多い疲れ目をサポート!

キクに含まれるビタミンAの働きにより目の健康維持効果・皮膚や粘膜を正常に保つ効果・薄暗いところでの視力調整機能を維持する効果に期待ができます。またビタミンB1の筋肉のコリを改善する働きが目の筋肉疲労を改善する効果に繋がり、相乗効果で目の健康をサポートしてくれます。スマホの使いすぎなどで目の健康に不安がある方にはおすすめです。

 

美と健康に効果ありのビタミンCも含有

キクにはビタミンCも含まれているため、肌の調子を整え、紫外線によるダメージも防ぐ効果やコラーゲンの生成により血管や関節の健康を保つ効果・風邪などの感染症やストレスに対する抵抗力をつけるなど、美と健康に役立つ効果にも期待ができます。またモノテルペン系の芳香成分・クリサンテノンの働きによる風邪予防やアンチエイジング効果もあると言われています。最近気温の変動が激しいので風邪予防のための1杯としてもおすすめです。

 

ひいてしまった風邪にも効く

フラボノイド系ポリフェノールのルテリオンの働きには抗酸化作用や抗炎症作用などがあるため、風邪のひき始めの喉の痛みや倦怠感を和らげる効果やストレスによる頭痛を和らげる効果などもあると言われています。

 

 

キクにアレルギーがある方以外はノンカフェインなのでお子様や妊娠中の方でも飲用することができます。

見た目にもお茶にも癒されて、ゆっくりと良い夢が見られますように。

次回は2022/10/17(月)22:00頃に更新予定です。